動脈血ガス分析
末梢動脈血液をヘパリン化採血し動脈血ガス分析を行う。
PaO2:動脈血酸素分圧 (100 - 0.3×年齢 Torr)
PaCO2:動脈血炭酸ガス分圧 (40±5 Torr)
pH
HCO3- : 重炭酸イオン濃度 (24±2 mEq/l)
アニオンギャップ: Na+ - (Cl- + HCO3-) → 血中の測定されない陰イオンの量 (12±2 mEq/l)
パルスオキシメータによる酸素飽和度
装置を人差し指の先に装着することで、簡単に測定ができる。パルスオキシメータで測定された酸素飽和度はSPO2と呼ばれる。正常値は安静時で93%以上。90%以下になるとチアノーゼを呈しはじめ、50%以下になると組織損傷を起こす。
SPO2 ⇔ PaO2
85% 50 Torr
88% 55 Torr
90% 60 Torr
関連事項- 大気から静脈までの酸素・炭酸ガス分圧・