“One-minute preceptor” model 1分間指導者モデル

実際に患者を診せながらの教授であるが、このモデルでは、学習者の考えや意見を尊重する。決して、学習者の間違いや知識不足を批判するようなことはしない。最後に、指導医は、正しい知識をまとめて、話すのであるから、学習者の未熟さを非難しても、何の意味もない。また、学習者がすでに持っている知識の上に新しい知識を追加するという構成になっている:

患者との遭遇(問診、診察など)

学習者の意見(commitment)を尋ねる(「何が起きていると思う?」)

その理由を尋ねる(「なんでそのような結論に達したの?」)

よくできたことを補強する(「あなたのxxxという診断は既往歴からも支持される」)

学習者が見逃していることや間違えていることに気付くよう手助けする(「あなたのYという提案は可能性があるが、この場合Zの方がより可能性があるのではないか、なぜかというと・・」)

一般原則 general principles について教える(「こういう場合は、こうすればよい」)

関連事項
  1. おぼえておくべきこと