ＣＨＣ ＋ アルコール性肝障害

杏雲堂平塚病院　岩渕省吾　先生

（1998年3月13日に行われた第13回臨床医のための神奈川肝臓病理研究会で発表された症例です。）

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1. 腹部ＣＴスキャン
2. 肝機能の推移
3. 腹部エコー
4. 腹部ＣＴスキャン
5. 腹部ＣＴスキャン
6. 腹部エコー
7. 腹部エコー
8. 第1回目肝生検組織
9. 第1回目肝生検組織
10. 第1回目肝生検組織
11. 第1回目肝生検組織
12. 第2回目肝生検組織
13. 第2回目肝生検組織
14. 第2回目肝生検組織
15. 第2回目肝生検組織

ディスカッション：

最初の肝生検：

線維化が強くCHCによるものと思われる。Dense Fibrosisはない。
異形成のあるLC。変成した肝細胞と肝細胞の不規則再生を認める。HCCではない。Atypical Adenomatous Hyperplasiaでもない。不規則再生 irregular regenerationは中等度以上である。アルコール負荷は少ない。脂肪変性も軽度である。

2回目の肝生検：
軽度のDysplastic Changeあり。Irregular Regeneratioは最初の生検より軽くなっている。HCCはない。Boderline Lesionもない。Fatty Change（＋）。肝細胞はMonotonousである。
 

＊アルコール性肝障害の像は軽く、C型慢性肝炎が主体である。
＊肝硬変ではない。
 

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