自己免疫性肝疾患を中心にした病理と臨床の肝疾患研究会

34回川崎リバーカンファレンス

Second Announcement

 

日:平成171210日(土)

時:午後2:007:00

所:NTT東日本関東病院・低層棟4階・カンファランスルーム

 東京都品川区東五反田5-9-22 TEL 03-3448-6111(代表)

主催:シェリング・プラウ株式会社

URLHepatology on the WebMedical Meetings (http://www.kdcnet.ac.jp/hepatology)

 

T 症例検討          PM2時〜5

当日,受付で病理標本,病理写真CD,病理コメントをお受けとりください.発表はPCプロジェクター(Windows対応)です.USBフラッシュメモリーに入れてお持ちください.

 

症例1(宿題報告,前回症例1)SN67歳女性

施設:取手医師会病院,聖路加国際病院附属クリニック(木村武志先生)

診断:第33回カンファでAIHPBCで議論された例

問題点:M2抗体210U/mLと高値でPBCが疑われ肝生検しましたが,組織学的には診断に迷いUDCAで治療していました.前回のカンファランスではほとんどのDrAIHと診断しPSLを使うべきと言われました.病理の再検(CK19染色)およびその後の経過について御報告していただきます.

病理組織:2003/8/14 (0381503020)

担当病理医:国立千葉病理 中野雅行,司会:柴田 実

 

症例2(積み残し,前回症例8)TY39歳男性       

施設:香川県立中央病院(浅木彰則先生)

診断:若年男性のAIH

問題点:200310月発症(AST 263, ALT 577)200312月から20044月までPSL投与し著効.PSL中断の2年後に肝障害再燃(AST 447, ALT 913)HLA-DR2,4ともに陰性で,若年男性ですがAIHでいいのでしょうか?内服薬があるのですが薬剤性肝障害の可能性はないのでしょうか?

病理組織:2003/12/1(03S-04318),  2005/2/25(05S-00779)

担当病理医:順天堂病理 松本俊治先生,司会:銭谷幹男

 

症例3(積み残し,前回症例11)FY69歳女性

施設:香川県立中央病院(高口浩一先生)

診断:AIH or 薬剤性肝障害

問題点: 高血圧で3年前から内服.20051月抜歯のため抗生剤投与を受け,2週後から肝障害出現(Alb 2.2, T-Bil 2.3, AST 378, ALT 359)PT 42%まで低下したため,肝生検の結果を待たずにPSL治療を開始しました.高齢発症のAIHなのでしょうか?薬剤の関与はないのでしょうか?

病理組織:2005/2/4  AIH

担当病理医:順天堂 松本俊治先生,司会:森實敏夫

 

症例4SM31歳女性

施設:手稲渓仁会病院(姜 貞憲先生)

診断:AIH or AH-CMV

問題点: 黄疸を伴う急性肝障害で20057月入院.IgG-CMV Ab, IgM-CMV Ab陽性を示しましたが,ALT>2000, 20049月に2ヶ月続いた肝障害の既往があり,AIHを疑い肝生検を行いました.

病理組織:2005/7/22 (2005-3429) interface hepatitis

担当病理医:日本医大病理 松本光司先生,司会:柴田 実

 

症例5SH65歳男性

施設:倉敷中央病院(新井 修先生,池田 弘先生)

診断:AH-B, AIH 続発?

問題点:急性肝炎重症型(PT 32%, T-Bil 5.8, AST 5290, ALT 5432)で入院.ウイルスマーカーよりAH-Bと診断,ステロイドミニパルス療法,ラミブジン投与などが行われました.ステロイドを漸減すると肝障害が再燃し,HBV増殖が停止したのちも肝障害が持続するため,AIHの合併が疑われました.AH-BAIHの関係はどうなっているのでしょうか?

病理組織:2005/5/9 (308317:AH + CH), 2005/6/13 (309724: c/w AIH)

担当病理医:国立千葉病理 中野雅行,司会:銭谷幹男

 

症例6KM7歳男性

施設:手稲渓仁会病院(松居剛志先生,姜 貞憲先生)

診断:原因不明の急性肝炎

問題点: 黄疸を伴う急性肝障害で入院.IgG正常,ANA陰性,ASMA陰性,anti-LKM1陰性.肝炎ウイルスマーカー陰性(ABCE)PSLを投与し寛解しました.小児AIHでいいのでしょうか?3年前に黄疸を伴わない肝障害の既往ありです.

病理組織:2005/8/1 (H05 3623) 小葉の壊死炎症反応

担当病理医:日本医大病理 松本光司先生,司会:森實敏夫

 

症例7IT36歳男性

施設:NTT東日本関東病院(伊東友弘先生)

診断:肝血管性肝腫瘍

問題点:検診で多発性の肝内石灰化を指摘され初診.画像検査で腫瘍が疑われ,腫瘍生検をしました.免疫染色で第8因子が陽性で血管性腫瘍が疑われますが,Epithelioid hemangioendothelioma(EHE)に診断的な所見はないようです.無症状で肝機能正常です.診断,治療方針は?

病理組織:2005/10/4 (h200507551):

担当病理医:国立千葉病理 中野雅行,司会:柴田 実

 

症例8YM29歳女性

施設:NTT東日本関東病院(塙 勝博先生)

診断:原因不明の脂肪肝

問題点:肝障害(AST 536, ALT 324, γ-GTP 2514)で初診薬剤抗うつ薬),飲酒を疑い,入院禁酒としたが肝障害改善せず.脂質は飲酒と関連なくTC115423TG1762882と乱高下します.HDL-CLDL-Cは正常です.肝障害,高脂血症の原因は?

病理組織:2005/4/1 (200502577) 脂肪肝(大滴性+小滴性混在)

担当病理医:順天堂 松本俊治先生,司会:銭谷幹男

 

症例9AIH3姉妹

施設:NTT東日本関東病病院(近藤靖之,柴田 実先生)

@長女

発症55歳,診断61歳,現在68

比較的典型的なAIH.

病理組織:1998/12 (H10-8455) AIH: CH(F3/A3)

A次女

発症54歳,診断64歳,現在66

PSLAZP併用療法を行っているがALT正常化が得られない.DR4陰性,IgG正常で長女と異なる.

病理組織:20036(h200304270) F4/A320056(h200504490) F3/A2

B三女

発症57歳,診断65歳,現在65

PSLUDCA併用療法を行っているがALT正常化が得られない.ANA陰性,IgG正常で姉と異なる.

病理組織:20056(h200504491) F4/A3

担当病理医:日本医大病理 松本光司先生.司会:森實敏夫

 


 

病理解説

国立病院機構千葉医療センター病理        中野雅行先生

順天堂大学医学部第一病理            松本俊治先生

日本医科大学第二病院病理            松本光司先生

総合司会

NTT東日本関東病院消化器内科   柴田 実先生

 東京慈恵会医科大学消化器消化器肝臓内科 銭谷幹男先生

神奈川歯科大学内科 森實敏夫先生

コメンテーター

せんぽ東京高輪病院院長 戸田剛太郎先生

 

会場:NTT東日本関東病院 (http://www.ntt-east.co.jp/kmc/index.html)

JR五反田駅から徒歩約7分,都営地下鉄浅草線五反田駅から徒歩約5分です

 駐車場は地下3階,1時間200円です.

 当日は休診日ですので,正面玄関左の救急入り口から入り4階に上がって,高層棟から橋を渡って低層棟へ移動し4階のカンファランスルームにおこしください.お昼は軽食の用意があります.

 

連絡先:東 京;〒150-0013 渋谷区恵比寿 4-1-18 恵比寿ネオナートビル4F

         シェリング・プラウ梶@後藤田剛史 03-5488-7341

    神奈川;〒226-0000 横浜市緑区中山町 306-5 静銀中山ビル3F

          シェリング・プラウ梶@深井 信宏 045-931-3801