診断を付けるとは?

疾患の診断をする場合には、症状Sが認められた時に疾患Dである確率を求めることになる。

P(D+|S+) = P(S+|D+)P(D+)/P(S+)

すなわち、疾患Dである場合に、症状Sが出る確率 P(S+|D+)と疾患である確率 P(D+)、後者は事前確率Prior probabilityあるいは検査前確率 Pre-test probabilityと呼ぶ、症状の出る確率 P(S+)によって、症状Sが認められた時に疾患Dである確率 P(D+|S+)が決定される。

症状Sを検査Tに置き換えると(TはTestの意味):

P(D+|T+) = P(T +|D+)P(D+)/P(T +)