過誤と有害事象を減らす戦術

・ 複雑さを減らし、単純化する。
・ 情報処理を最適化する。
・ 自動化できるものは自動化する。
・ 動作を制限するものを使う。
・ 変更する必要があるときには、変更に伴う、望まない副作用を少なくする。

これらの目的を達成するには、IT技術の活用が有用である[18]。たとえば、処方のコンピュータ入力や臨床判断の支援は薬剤投与の安全性を高める。処方ロボットの使用、バーコードの利用、自動調剤装置の使用、投薬記録のコンピュータ化も処方をめぐる過誤を減少させるはずである。今後、他の技術の応用も含めて、電子的に結ばれた投薬システムが利用されることになるであろう。

関連事項
  1. 高信頼性の機構