患者側の条件:傷害に対するリスクファクター

65歳以上の高齢者は、併存疾患を持つことが多く、重篤な有害事象を起こすリスクが、若い患者より高い。心・胸部の手術、血管の手術、脳神経系の手術はリスクがい。また、複雑な治療の必要な症例、緊急治療が必要な症例、いわゆる救命治療の必要な症例は死亡リスクや予防しうる有害事象のリスクが高い。救急外来で治療を受けることは予防しうる有害事象に対するリスクが高い。期に及ぶ入院もリスクを高める