尊厳死とは

尊厳死((Death with dignity):

尊厳死とは、人間としての尊厳を保って死ぬこと、つまり、単なる生き物としてではなく、人間としての処遇をうけて、人間として死ぬこと、ないしそのように達成されたのこと。

たとえば、気管切開し、人工呼吸器(レスピレーター Respirator)を付けて、点滴用のチューブや胃管を挿入した状態で、回復の見込みもなく生き長らえさせることが良いことかどうか?

数日で死亡すると判定されている患者で、血漿蛋白を維持するために、新鮮凍結血漿を投与し、貧血に対して輸血し、医療費を浪費することは良いことかどうか?

90歳の患者さんが、1ヶ月余命を延長するために、あらゆる治療を施すことは、意味があるかどうか?