Average duration of life gained (ADLG)

ほとんどの患者が死亡する疾患の場合には、生存をアウトカムとして、Kaplan-Meier法などで生存曲線を求め、群間の差をLogrank法などで比較することによって、治療法の有効性を証明することが行われる。生存曲線に有意差があるということだけではなく、治療によって平均生存期間がどれ位延長するかを表す指標がADLGである。ADLGは対照群の平均生存期間と治療群の平均生存期間の差であり、その治療をうけると平均でどれだけ生存期間(余命)が延長するかを表す。